標準化の罠


仕組み化とか標準化とか、

コンサルタントは結構好きな言葉。


標準化とか仕組み化とか言って、

ぐちゃぐちゃな業務を誰でもできるように整備する。

そうすると、

ストレスもなくなるし、

コストも下がってハッピーになるよっていう。


経営や管理をする視点から考えると、良いことだ。



でも、

実働部隊からするとどうだろう?


確かに、煩雑なものがスッキリして、

今までよりも早く仕事が終わるようになる。


でも、


その代わりに他の仕事が来た・・。


とか、


マニュアル通りの仕事になって、めっちゃつまんなくなった。


ってパターンもありえる。


大企業の場合、既に多くがマニュアル化されている。

そのため、その人でないとできない仕事はほとんどなく、

独自性を発揮する場はほとんどない。

というよりむしろ、変なことしないほうが良しとされる。


今まで通り。

実績重視。


こういった考え方が出来上がるのに、

標準化や仕組み化は一役買っているのではないか?



マニュアル型人間が増えて困るとか言ってるけど、

効率化のためにマニュアルを作る。


経営視点を持てと言うが、

駒のように人を動かしたいマネジメント層。


企業の中は矛盾に満ちている。





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